After: Shuttle スリムベアボーンPC チップセットintel Celeron J1900搭載 XS35V4

初のAfter編です。

商品リンク:Shuttle スリムベアボーンPC チップセットintel Celeron J1900搭載 XS35V4

XS35V4をAmazonで今調べると!?
5万円から6万円・・・っておいおい!!
私が購入した時は18976円、ほぼ最安値の頃でしたので、そのおよそ3倍とはぼってるね(汗)

現状、Amazonの価格は適正価格ではない為、購入するならばダイレクトショップなど、その他を利用することをお勧めします。
改善されればいいですが・・・・無理か?

さて、本題です。
DLNAの中継機としてしばらく、稼働していましたが、
遠隔地に中継機ではなく、専用サーバーを導入することとなり、
お役御免となったのですが、このまま積みPCとなるわけではなく
Windows10をメーカーが正式サポートしているということもあり、
Windows10の評価機として、現在稼働中です。

Windows10へのアップグレードは、そのアップグレード手順の評価もしたかったので
わざわざWindows7→Windows8Update→Windows8.1→Windows10へと
かなりの遠回りをしました。理由はいろいろとあり、その一つは下記で説明します。
しかし、この手順では一つ大きな問題がありました。
実は、初期の構成

本体:XS35V4

では、上記の手順はほぼ無理です。何が?
ストレージの容量です。Windows7,Windows8,Windows10ともに32GB以下になるのですが
アップグレードとなると、ある程度の容量が必要になります。
また、アップグレードするための前提条件となるアップデート(アップ、アップ言い過ぎ)が加わるので
さらに容量がアップとなります。アップグレード後、前の環境に戻すための一時的な容量アップなどのも加わり
途中でアップデートがまともに当てれなくなります。まさにアップアップ状態!!??
なので、途中でストレージをSSDから500GBのHDDに載せ替えたりして作業しました。
これが結構骨の折れる作業でして、アップデート、アップグレード、放置タイム、その他作業等で気がつけば
延べ2日間ほどの作業となりました。牛!?もう!ウンザリです。(沈)
現状は上記でも述べた通り、Windows10Pro64bitがクリーンインストールされた状態、ストレージもSSD32GBで稼働しています。

Windows10へのアップグレードに関して
メーカーが正式サポートしていることもあって安心してアップグレードしましたが、
本当に拍子抜けです。ほぼ全てのドライバーが勝手にインストールされて、正常稼働していました。

これはWindows10を褒めるべきか、それを見越して汎用性のあるパーツを使用したXS35V4を褒めるべきか迷いどころです。
ともあれ素晴らしいです。動きもSSDの恩恵等あり、CPUが心もとない、メモリが定電圧仕様など
心配要素をよそに、快適に動作します。やはり、Windows7の時と同じように高画質系4K等の大きい動画は
厳しいですが、フルハイビジョンぐらいまでなら条件付きで、快適に動作します。
また、Windows7での評価時には気づかなかったのですが、このCPUはQSVに対応しています。
QSVの設定限定された条件下ではありますが、本来のCPUパワーからすればありえないほどの高速エンコードが可能です。
画質等のハンドリングが微妙ですが、とりあえずエンコード的な使い方であれば、この価格で一式揃えて、OSもLinuxであれば一部動くので
QSV対応のエンコードをするHandBrakeあたりでガンガンエンコードってのもアリかともいます。
くどいですが、価格からすれば充分すぎます。QSVの品質で満足できるのであれば、高価なCPUを買って自作するより、
お手軽簡単なべアボーンPCで、ハイ出来上がり!!ってのはかなり有効かと思います。

ちなみに、QSVのエンコードを連続10日間実施しました。この間、原因は詰めれていませんが2回かってに再起動しました。
それ以外はアプリが落ちる等ありませんでした。
条件としては、m4vの480pから720pランダムの1時間程度の動画を連続してQSVを使用してエンコード
エンコードに使用したソフトはHandBrakeCLI版です。QSVでのエンコード時もCPU側も90%強(4コア全て)を常に維持している状態です。
なので、それなりの負荷がかかった状態だたともいます。自分的にはWindows10とこのマシンにしてはよくやったと褒めたいところです。


さて、それ以外では、Windowsのエクスペリエンスについてです。
最初に述べたWindows7→ごにょごにょ→Window10へのアップグレードの面倒くさい回り道の理由の一つがこれです。
Windowsのバージョンによって、評価がどう変わるのか?ってところを見てみたかったのです。
ちなみにWindows8.1からはこのエクスペリエンスが正式にはなくなったのですが、実は機能としてはまだ実装されています。
そして、それらを利用する手順も出回っています。下記のURLを見ていただくと、方法等が載っています。

Windows10でのエクスペリエンス


で、各バージョンでのエクスペリエンスです。
Windows7

Windows8

Windows10

バージョンを追うごとにグラフィックの評価が徐々にダウンしています。そのほかも微妙に上下しています。
Windows10では評価段階が変わっているので、Windows7とイコールではないかもしれませんが
ま〜驚くほどの変化もなく、法則性もないのであまり面白みのある結果とはいかなかったのが残念です。
※Windows10のゲームグラフィックの9.9評価はバグと思われます。調査はしていませんがありえません!!

この機種の話ではなくなってきているので微妙ですが、微妙ついでに
Windows10が概ね良好です。私としては、今後の自作PCにはWindows10をデフォルトで入れる方向でもいいと思えるほど
ただし、周辺ソフトの対応状況に応じてになるかもしれません
大手のソフトウェア会社はほとんどすでにWindows10対応を済ませている、または対応中の物が多いですが
フリーのツール系アプリに関しては、まだ正式アナウンスのない物も多いです。仕方のないことですが・・・
意外とフリーとはいえキーとなるアプリが多々あるので、状況を見たいともいます。
ちなみにこの評価機にはWindows7で使用しているアプリをどんどん入れて動作検証していますが、ほとんど問題なく動いています。
まだ詳細までは詰められていないですが、怪しい動きをしているのはUltraVNCですね。遠隔操作していると、プチフリみたいな現象が
時々発生します。このソフトも正規式Windows10対応をうたっていないアプリの一つですので仕方ないのですが
私の自宅ではVNC系の遠隔ソフトは必須なので、検証機でもう少し検討、もしくは代替え案やUltraVNC側の動向を見守りたいと思います。

さて、少しマニアックになりましたが、Windows10もほぼほぼ綺麗に動く機種です。
このブログを書いている時にはすでに新しい機種XS35V5がリリースされていますので、今更これをかいたところで
どこまで需要があるか微妙ですが(ほぼ皆無)、とりあえずは、今後もしばらく使えそうなおすすめスリムべアボーンPCです。

Windows10を乗せてもやはり評価としては、ドキュメント作成、ブラウジング、高画質でない動画再生などになるかともいます。
上記でも述べた通り、QSV専用のエコードマシンとしてもお手軽でいいかと思います。

・スリムドライブでDVDドライブ等を導入して、リビング等のDVD鑑賞用PCとしてもあり
・スリムドライブに大容量のストレージとUSB経由のストレージと合わせて、サーバー化もあり
どちらも静音なこと、あと条件としてはそれほどスペックが必要ない場合に限る

自分的には、QSVでメインエンコード機の補助とWindows系のツール評価、Windows用の収集ツール機としてこのまま運用していこうかと
考えています。あとはライセンスをどうするかは考え中です。Home64bitを購入して入れ直しもありかと。Pro64bitはもったいないかな〜と
予算とにらめっこ中です。

以上、After編でした。
多分、トラブルがない限りXS35V4に関してはこれが最初で最期のAfter編だと思います。リクエストがあれば書きますけど・・・・・では!

Shuttle Japan URL:http://www.shuttle-japan.jp

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