ASRock FM2A88X ATX FM2A88X-ITX+

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sub:AMDで汎用ならこれで決まりかな?と思います

相変わらず長いレビューになります。すみません
めんどくさい方は、「オススメできる方」からの数行を読んでいただければ幸いです。

とりあえず、全体としてかなりお勧めできるマザーボードです。
マザーボード自他は1万円ぐらいしますが(購入時2015.12)、とりあえず
AMDのAPUのFM2、FM2+系が豊富に選択でき、単純に消費電力だけでもしたは45Wから100W
クロック周波数も2GHzから4GHzの複数コア選択可能です。
省エネ設計のお安い系のものから、ハイエンド(APU系の)まで作成可能です。
用途に応じて環境変更もできるので、買っておいて問題ないかと思います。

まずは使用構成です
CPU:AMD A10 7850K Black Edition AD785KXBJABOX-¥17401円
メモリ:CFD DDR3 PC3-12800 CL9 8GB 2枚組 ヒートシンク付 W3U1600HQ-8-¥10978円
マザーボード:ASRock FM2A88X ATX FM2A88X-ITX+-¥10287
HDD:A-DATA SP900 SSD2.5inch 128GB ASP900S3-128GM-C-¥7980
OS:Windows7Professinal64bit→Windows10Pro64bitへ

CPUの性能になってしまいますが、上記の構成での、Windows7エクスペリエンスは7.4です。
※エクスペリエンスは添付しておきます。参照してください。
ちなみにWindows10へアップグレードして、動作を確認しましたが、こちらも全く問題なしです。
ドライバーはメーカーサイトからダウンロードしてOKでした!というか、アップグレード時は
基本的にはWindows7の物を引き継いでいるようで、必要なかったのですが、なんとなく気持ち悪いので
入れ直しました!
ちなみに、Windows10でのエクスペリエンスは

まずは性能として
APUの恩恵もあり、OS自体は何の問題んもなく、かなり快適に動作します。
SSDとの相乗効果で、OS単体の動作でストレスを感じることはありません!快適そのもです。
軽いゲームであれば難なくこなします。

さて、マザーボードとしての評価ですが、
上記でも触れていた通り、万能です。また、ストレージがSATA3が6個使用することができます。
これはmini-ITXでは珍しい部類に入り、これを利用してファイルサーバーも作成が可能です。

つぎにminiPICIeですが、mSATAと完全互換で、6Gbpsで動作します。
SSDなどを入れてもいいですし、miniPCIeとしてWiFiや変換系を利用するのもありです。
うまくやればmini-ITXでPCIeが2つなんて構成も可能です。
(もっと増やすことも可能ですけど)
私がSATA3へ変換して使用しています。(上記で記載している構成では通常のSATAを使用)
また、e-SATAがあるのもいいです。しかも、独立で使用が可能です。
しかも SATA3で動作するので、外部デバイスをあたかも内部として扱えいます!
マルチポートプライヤに対応しているかは不明です。テストする環境がなかったのでわかりませんでした(汗)
PCIeが唯一、サイズは16ですが、実稼働は4になるそうで、VGAは実質乗らないです。
実際はどうかは検証していません!
オンボードにUSB3.0が1個、2.0が2個ありますが、これは標準的かと思います。
また、トリプルディスプレイも可能で、広い作業領域が必要な方には
4Kディスプレイ4個とはいきませんが、FullHD4個は可能ですので、オススメです。
ただし、この状態でゲームとなると厳しいです。専用のグラボが乗るものに変更したほうがいいと思います。

さて、この機能をIntel系のCPUが動作するチップセットに載せ替えると
多分、最低でも倍以上のお値段になるかと思います。mini-ITXと言う限られたサイズの中に
秀でた機能はないものの、基本的なものは全て抑えている状態です。
(m.2、Sata-Expressなどの最新はない)
また、よくある話として、eSATAやmSATAは通常のSATAポートと排他制御になることが多い
特にmini-ITXや、チップセットの制限によりなど様々な理由からですが、それがこのマザーボードにはない!
ですので、どの目的にでも合う、そして低予算で済むと言う非常に優秀なマザーボドではないでしょうか?
買っておいて損はないと思います。

以上から

オススメできる方、mini-ITXで、Sata3が6個必要や、AMD系で汎用性の高いマザーボードが必要
ファイルサーバーを安価に作りたいなどの方にはオススメできます。また、TV-REC用もありかともいます。
例1:NAS
 sataに8TB、6個、計48TBとmsataにSSDでOSをインストール、PCIeにIntelのデュアルNICぐらいってな感じで!
例2:TV録画
 Sataに3TB、5個、計15TBとSSD120GBにOS PT3を2個、1枚はPCIeへもう1枚はminiPCIe→PCIe変換で
 内部USB2.0ピン変換でUSBカードリーダーを接続して、PCケース内部に保存、地デジ4ch、BS/CS4ch同時録画環境の出来上がり!

逆にオススメできない方は、Intel製のCPUが必要(性能やQSVなどの固有機能)、AMDのAPUが信用できない
もっと安い構成にしたい(下位のAMD系ならマザーボード4千円ぐらいであります。)などかと思います。 

個人的には、安くて万能タイプ、できるだけ多くのストレージがつなげるmini-ITXサイズが欲しかったので
また、このマザーボードだからといって性能が落ちるようなこともなく、今の所安定して動いていますので
星5つとさせていただきました。


ここからは、少しマニアックなお話し
(レビューとは少し違うのでパスしてください)

本当の最終目的は、マルティメディアサーバーです。
OSにはFreeNASを使用して、WD製REDの6TBを2本で、動作領域(データが活発に動く領域)とし
SeaGateのArchiveHDD-5TB4本を保存領域(配信等で主にデータリードがメインの領域)で
作成し、OSをmSATAからSATA3へ変換してSSDにインストールしています。
PCIeにはIntel製クアッドNICをセットして、リンクアグリゲーションしています。
このサーバーではDLNAの配信(保存領域のデータ)、オートダウンロード(動作領域)と
それらをコントロールするシェルが幾つか、数分間隔で動作しています。
また、夜間には不要なデータの削除や、特定のデータをバックアップサーバーや
個別のNASへ送信なども行っています。
それ以外にも、TV録画機の保存領域(動作領域)として共有しており、そのデータを
エンコードマシンがチェックして、定期的に地デジデータをmp4へ変換して、保存領域へ移動させています。
あとはダウンロードするファイルのチェックをしているサーバーと連携していて
見つけたデータをこのサーバーのおーとダウンロードがキャッチしてダウンロードします。
ダウンロードが完了したファイルは必要なもののみ自動でエンコードサーバーと連携して、エンコードを行い
一定の形式に変換され、これもまた保存領域へ移動させています。
また、ダウンロードファイルは全て、ウィルスチェックを行っており、これも外部のサーバーと連携しています。
Youtubeの動画とGyaoの動画も外部のサーバーと連携してダウンロードして
必要に応じてエンコードし、保存領域へ移動させています。
これで、TVやタブレット、iPhoneなどでいつでも(外出時はVPNで接続)動画や音楽、写真データを
みる環境ができています。TV番組改変期以外はほとんど何もしなくても自動的に動画がどんどん
溜まっていきます。見るのが追いつかない状態です。
それらの中核となる、サーバーがこいつでmini-ITXというコンパクトサイズで実現しています。
本当に価格以上の性能を発揮してくれているので助かります。

最後に、参考までに、開封時等の写真をアップしておきます。参考になれば幸いです。
※Amazonにアップした写真です。


















 Windows7SP1でのエクスペリエンス
※以下はAmazonにアップできなかった物です。




















































ドライバ適用前のエクスペリエンス 
 ドライバ適用後のエクスペリエンス※Amazonにアップした物はSP適用後の物


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