Spinidoオフラインハードドライブ複写機/クローナー機能デュアルベイ　USB 3.0の3.5/2.5インチ対応　SSDと2＊6ＴＢのために最適化されたUSAP SATA 3 サポート工具不要の外付け　アルミニウム　ハードドライブドックステーション

5月 28, 2016

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星5つ
sub:旨味があるのはHDDかな？

商品としては、アルミとプラスチック製で、一般的な2ベイドックサイズです。重量や大きさともに特筆すべき事はなく、良い意味でいたって標準的です。ただアルミニウムを使用している事は少しレアであり、クローニング等で長時間、高負荷状態で熱を持った場合などに地味に効果があり、一般的に流通しているプラスチック製とはワンランク上というのが、製品の外観としての評価です。

ドックに搭載されているチップセットはJMicron社製でした。以前はしのごのあったメーカーですが、昨今はさほど悪い噂は耳にしないので、問題ないかと思います。また、そのことも下記の内容で分かるかと思います。

次にクローニングについてですが、説明書が残念ながら英語表記なので、一般的にはやや難しく思えるかもしれませんが、使用の仕方としてはいたって普通です。コピー時に電源はもちろん抜いてはいけませんし、HDDを抜くことも、HDDの速度の遅い側に性能はひきづられるなどもいたって一般的なので、クローニングを一度でもしたことがあるのであれば、特に問題になる事はありませんね。性能的にも3.5インチHDD同士へおおよそ70MB/s程度出ていたので十分かと思います。

ちなみに、「クローニングする前にバックアップを取って置きましょう！」はバックアップやクローニングソフトではお決まりですが、なんだかな？って感じです。バックアップのためのクローニングだったりすることもあるしね・・・
そのバックアップって、でもってそのバックアップするそふとでも、バックアップする前にバックアップを・・・・って無限ループですよ！！

少し話はそれましたが、性能についてですが、クローニングについては少しわかりにくいので、通常のHDDドックとして使用してテストをした結果、ドック全体で約410MB/s(3280Mbps)程度の性能が出せます。ほぼほぼUSB3.0の実測値の限界に近いので、性能としてありかと思います。

またずれますが、ちなみにUSB3.0は5Gbpsが最大理論値で、最大実測値は8割から6割強といったところになり、3500Mbps〜4000Mbps程度が実測値の限界となります。
なので、SSDなどで400MB/sを2本となると、USB3.0経由ではSSD側がオーバースペックになります。HDDは良いもので170MB/sぐらいでるものなら合計で340MB/s程度になるので、限界値を叩き出すことができます。
USAPの効果もある程度あり、デュアルでソフトウェアレイドなどするにはHDDが一番旨味があるかと思います。3.5インチの方が現在では容量と価格的優位がまだありますしね

ただし、クローニングではこの数値ではない可能性があります。上記はあくまでUSB3.0接続時の外部からの性能テストですので、本体のスタンドアローン機能のクローニングでのストレージ間の接続がどうなっているかは不明で未計測です。例えばSATA3のUSB3.0を介さない場合で、SSD等同士で400MB/sを超える読み書きが可能なものならば、SATA3の限界値近い数値でコピーが可能かもしれません

以上から、クローニング性能、ドックステーションとしてUSB3.0のほぼほぼ限界値での使用が可能なことから、アルミニウムが採用されていて、低価格、標準的なサイズとなると、評価としては大変満足の星5つになります

簡単ですが、開封時の写真と性能テストをしている動画を添付します。すこしても参考になれば幸いです。