Excelvan 4入力1出力対応 HDMI分配器スプリッター 1080pハイビジョン PIP機能搭載

6月 12, 2016

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Excelvan
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星5つ
sub:高いと思ったけど、これは価値ありだと思います。

通常のスプリッターで、日本ではマイナーメーカーであるExcelvanとして、4入力とはいえ高い！と思ったのですが、PIP(Picture-in-Picture)機能搭載！とい事で、もしこれが本当ならばかなり良質であると思いゲットしてみました。

※動画では、セット内容とPIPのデモンストレーションをしています。

結果としては、これは安い！価値あり！文句なく星５つをあげたいと思える評価です。

良い点としては2点です。もちろんPIP機能、そして、それに付随するものではありますが、モニター接続が切れない事です。なにが？

使用用途として、メインはPC複数台接続してPIPで表示or切り替えて、PIPで動作状態の確認、操作したいものをメインに切り替えるといものです。
PIPの機能は、メインに表示されていない3入力分を、画面左の中央部に３つ縦に並べて表示します。リアルタイム表示ですが、コマ送りの様な表示になり、定期的に息継ぎをする映像になります。なので、確認にはむいていますが、視聴には向かないです。何が表示されているかがわかるレベルではあります。
なので、TVももちろん可能なのですが、何をやっているかがわかればいいや、サーバーやサブPCでエンコードなどの作業をさせておいて、状況を確認するなどには、とても有効的です。
次に、モニター接続が切れないですが、安価で単純なスプリッターとなると、表示させている機器のみモニターに接続されている扱いになり、他の機器はHDMIが接続されていない事になります。通常のDVDプレイヤーなどのレベルであれば問題ないのですが、モニターを認識して、解像度などのキャリブレーションを自動的に行う機器などは、瞬断レベルであれば問題ないのですが、長時間や再起動を伴うとモニターが未接続扱いになり、切り替え時にモニター認識が走ってしまいます。
さほど問題ではない様な事かもしれませんが、都度、認識が走るのは機器側の動作として、いろいろと面倒くさい事があります。例えば上記でも記載した様に、サブPCでエンコードなどを実施している状態で切り替えを実施した時に、認識処理が走ると、エンコードで高負荷状態にさらに微量ではあるが、不要な処理が介入する事になり、予期しない動作が発生する事があるなどです。これ以外にも色々ありますが、長くなりすぎるので割愛します。
で、このスプリッターは、ざっくり言うとスプリッター自体がモニターをエミュレーションしており、スプリッターから映像をまとめてモニターに出力するという動きをしています。そのため、接続している機器が認識するモニターは表示しているモニターではなく、スプリターで使用しているチップセットを認識します。（CP9687というモニターになります。SiliconImage製になります。)
これにより、メイン画面に表示されていない機器もモニターを認識した状態となるため、切り替えをした時もスプリッター側での動作はあるものの、機器側で再認識などの処理は行われない様になっています。
これはPIPを使用するための機能でもあります。

以上から、PIPの位置や表示画面数などの設定はできないものの、メイン＋3画面表示をPIP機能を持たないモニターでも使用する事ができるため、PIP機能欲しさに高めのモニターを購入したり、搭載されている製品・メーカーなどの縛りがなくなる事はとてもよく、少し高めのスプリッターでも十分に星5つ以上の価値があるかと思います。
ただ、難点としては、PIP機能はリモコンでのみ制御が可能である事、リモコンは使用しないボタンがあるので微妙です。

PIPをどのモニターでも手軽に実現したいのであればありかともいます。

いらぬ情報としては、ネットなどの生放送などでも、単純な切り替え＋ワイプ機能として安価にソフトとしてではなくハードで実現するにはありかと思います。

簡単ですが、開封時の写真と紹介の動画を添付します。少しても参考になれば幸いです。