ADATA Technology Premier SP550 ソリッドステートドライブ 240GB

7月 23, 2016

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ADATA Technology
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星5つ
sub:お手ごろ価格での単価&性能に光るものあり！

内臓としての結果が多く報告されているので、外部ストレージとして使用した際の値等を含めてレビューしておきます、
総評と測定値、そのあとにちょいとレビューです。不要な方は、数値と添付写真だけでも参考になれば幸いです。
ちなみに内臓は他のレビューと同様に500MB/s前後がコンスタントに出ます。

総評として、240GBの中ではほぼ最安値の価格ながら、性能は一級品と言っていいかと思います。
内臓では500MB/sをコンスタントで動作することを考えると、SATA3の実測限界値600MB/sにかなり近い値であり、
体感を考えるならば400MB/sオーバーでの比較では通常使用で判断不可能に近いものなので、確実コストパフォーマンスが良いSSDです。
とりあえず乗せ代えなら、OS領域+アルファの容量として十分な本製品はアリかと思います。

性能として
Windows:自作PC
接続機器:ORICO 2599US3
インターフェイス:USB3.0
計測ソフト:CrystalDiskMark 5.0.3 x64
Read:235.55MB/s
Write:225.01MB/s

Mac:MacBookAir13(2015)
接続機器:ORICO 2599US3
インターフェイス:USB3.0
計測ソフト:Blackmagic Design Disk Speed Test
Read:239.3MB/s
Write:210.1MB/s

Mac:MacBookAir13(2015)
接続機器:HDUS-TB1.0K(標準のディスクと交換しています)
インターフェイス:Thunderbolt
計測ソフト:Blackmagic Design Disk Speed Test
Read:374.8MB/s
Write:300.2MB/s

補足情報
GB単価:27円/GB
全てフォーマットFAT32で計測

※外部ソトレージは機器との相性、接続しているマシンの性能により左右される事がありますので、上記はあくまで参考値としてください
実データ、詳細は添付写真を参照ください

テストしたものの、使用した外部ストレージケースのチップセットが限界値に当たっているようで、内部ストレージとしての性能には遠く及ばない結果となりました。どちらにせとUSB3.0の限界値は400MB/sあたりなので、500MB/sの性能は活かしきれないです。
これはSSDの問題ではなく、USB3.0を取り巻く環境の問題ですね。繰り返しになりますが、内臓では、500MB/sオーバーがでているので、やはり、有効利用するならば、内臓ディスクかと思います。
ここまで安価となってくると、本製品4本をThunderboltの外部ソトレージとしてRAID0でセットして、約1TBで転送速度1GB/sオーバーってのをやりたくなってしまいますね。
動画編集などの、そこそこ容量があるものを高速でやり取りしたい場合にはありな構成かと思います。
性能は、SiliconMotion製SM2256のキャッシュ性能の良さの恩恵です。

オススメは、HDDをOS領域として使用している方、ひと昔前のSSDが出た頃に120GBを購入して、容量的に厳しくなったり、性能が今ひとつ感が出てきた方などには安価でとても良いかと思います。
逆にお勧めできないのは、すでにここ1年以内ぐらいのSSDで、400MB/s以上安定して出ている場合です。まず、速さ等は体感できません。容量Up目的ならありですね

蛇足です。
SSDはHDDと違い、比較的壊れる予兆がなく、いきなり壊れます！壊れた時は全く使用できなくなる確率が非常に高いです。
SSDが出た当初は寿命も短いものが多いです。最近は技術的に進みかなり改善され、物によってはHDDより長いというものもあります。
転ばぬ先のなんとやらとしては、安価ですので、SSD初期に導入された方はサクッと安価に移行をお勧めします。

簡単ですが、開封時の写真とテストデータを添付します。参考になれば幸いです。