TP-LINK 無線LANルーター ギガビット 1300Mbps+600Mbps ビームフォーミング対応 3年保証 ArcherC9

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星5つ
sub:どう価格帯ならば、これがおすすめです。レビュー長くなります。すみません


最初にテスト値とまとめをしたあと、比較や蛇足をダラダラとかいていますので、興味があればごらんいただければ幸いです。長くなります。すみません

とりあえず、国内メーカーはもう少し頑張らないと、現状はやはり名前だけで売れていると言っていい状態です。
少し知識、やる気があるのであれば海外メーカーのこういったWifiルーターをためすのならば、お勧めできるものです。
価格、性能、デザインともに高水準で評価としては星5つです。

ではテストです。
比較テストするのは下記のルータ
NETGEAR R8000-100JPS 2.8万円 (以後NETと表記)
ASUSTek RT-AC87U 2万円 (以後ASUと表記)
NEC WG2600HP 1万4千円(以後NECと表記)
TP-LINK C20 5千円(以後C20と表記)
TP-LINK C9(本製品、以後C9と表記)

計測は2.4GHzと5GHz帯のRSSI値にて比較です。RSSI値は後ほど細く
ルータは全て、1チャンネル空けて固定でセット、ビームフォーミングは使用しない前提で、標準のRSSI値を計測
設置は木造二階建 築13年程度経過した。家中央二階の階段吹き抜け部に設置(状態は添付写真をご確認ください)

計測場所:1F(玄関外)、2m(ルーターから生涯物なし距離2m)、2F(壁をはさんだ室内)

NET
2.4GHz@1F:-61,2m:-60,2F:-45
5GHz@1F:-71,2m:-70,2F:-52

ASU
2.4GHz@1F:-56,2m:-55,2F:-43
5GHz@1F:79-,2m:-78,2F:-52

NEC
2.4GHz@1F:X,2m:-82,2F:-59
5GHz@1F:X,2m:-85,2F:-49

C9
2.4GHz@1F:-60,2m:-58,2F:-44
5GHz@1F:-78,2m:-76,2F:-55

C20
2.4GHz@1F:-65,2m:-60,2F:-55
5GHz@1F:X,2m:—79,2F:-69


RSSI値について(すでにご存知の方はスルーしてください)
RSSI値は、ざっくり述べると電波の強度を表した数値です。0に近づけば強度が強いため、データ通信も安定します。ただし、必ずしも通信スピードが速くなるわけではないです。感覚的には、携帯電話で、電波がMAXでもスピードがイマイチ出ない感じです。ただ、自宅で使用する状況であれば、RSSIの強度=通信スピードと思っていいいかともいます。簡単なイメージとしてアンテナの数で表すと、0〜-39=4本(MAX)、-40〜-49=3本、-50〜-59=2本、-60〜-79=1本、-80〜=0本という感覚で見ていただけるといいかと思います。
以上、RSSI値についての簡単な補足でした。

比較対象のほとんどが上位機種になるので、やや不利かもしれませんが、スペックとしては問題なく渡りあるいているような状態です。
テストで計測した2mは少し電波自宅だけでも11種類以上出ている状態で、近隣のWifiも微妙にはいってたりすうので、値としてはややあてにならないです。それより、ある程度離れた壁を挟んだ2Fの値と1Fの値がより正しいかと思います。2mの距離では相克を起こしている可能性があるので今回は無視しています。
結果としてはASUが安定して数値がいいです。ついで、C9とNETで次がC20でNECが最後といった感じです。1F外ではNECは届きませんでした。(キャッチできることは稀にありますが、計測できるほど安定しないです。)
数値からは、上位価格帯のルーターといい勝負ができることがわかります。このことから、SOHOなどやある程度のオフィスにも対応する機種と名乗っているだけの性能があり、一般的な家庭用としてはこれはほぼオーバースペックと言っていいかともいます。ちなみにSOHOや商店など様?にWiFiのON/OFF物理スイッチがあります。終業・閉店時間に合わせてOFF等の操作が簡単にできるため、誰もいない時間などに勝手に使用される事などを防げます。

ちょっと蛇足、ビームフォーミング自体は新しい機能ではないものの(今更なぜなのかは後に記述)、実装されたことはとてもよく、その効果も一定は出ている、特に電波ギリギリである野外や、対角線上などでは効果を発揮していると言っていいかと思います。RSSI値もやや上がります。

以上から、価格から考えればプラス1万円以上の性能を発揮しており、一般家庭であれば、電波の届きが悪いや、通信スピードが遅いなどを感じたので、国内メーカー等にこだわりがなければ、とりあえず導入しておけばWifiで問題になる事はないかと思います、

評価としては星5つです。国内メーカーはもう少し勉強するべきです。

簡単ですが開封時の写真等を添付しておきますので、少しでも参考になれば幸いです。



ここからは、興味がさらにある方のみ見ていただければ幸いです。

まずは、最初に紹介し切れなかった機能のテスト結果

USB3.0による簡易FileServerとしての機能はイマイチ、これは現行のルーターほとんどが悪く11.6MB/s〜18MB/s程度です。
あくまで簡易版なので期待してはいけないがUSB3.0が聞いてあきれるレベルです。
(USB3.0には、ボトルネックが無いように、USB3.0接続のSSD、外部電源使用で接続、通常PCでは400MB/sオーバーの性能をマークしているものを使用、フォーマットはFATで接続した状態です。)

プリンターサーバーとしては問題なし、EPSON、CANONの国内メーカーOK、海外ではHPのみ確認しましたが、問題なく動作しました。

ここからは国内メーカーの実ライバルの比較等です。
さて、カタログスペック的に日本でのライバルはざっと見て下記の2台、理由は同価格帯であることと、ほぼ同一のWifi規格を搭載していることです。

・条件
調査日:20016年7月某日
価格:13000-15000円内
Wifi:IEEE802.11a/b/g/n/ac、1300Mbps+600Mbps以上
有線LAN:4Port/1Gbps

・ターゲット機器
バッファロー WXR-1900DHP2 14000円 発売2015年12(以後BUF)
NEC WG2600HP PA-WG2600HP 14000円 発売2015年5月

正確な比較としては難しいが、正直どれも性能からすればワンランクダウンとなる
C9も上記の2台もどちらかといえば、家庭用としてはハイエンド機に近い、ミドルクラスと言ってよく、
家では、スピードがで無い、届かない場所や電波強度が無い場合などに導入するモデルと言っていいかと思います。
ただC9はSOHOやオフィスや小店舗などでの使用も可能なモデルとなっています。それを裏付けるかのようにBUFなどはWifi対応台数が18台(これでも十分ですけど)、C9は36台となっており、ホームユースではほぼありえない値となっています。ちなみにNECは非公開だと思います。

ちょっよ蛇足:TP-Linkのルーターについて
TP-LINKが現状出している無線ルーターの住み分けをZakuっと
WR841:一人暮らし、とりあえずの低価格、レガシー環境向け
C20:ホームユース導入オシャレモデル
C7:C20からのステップアップミドルクラスモデル
C9:SOHO、ホームハイエンドモデル
といった感じですが、実はTP-LINKはまだ日本では正式リリースしていないハイエンドもでるが存在します。
かなりスパルタンなデザイン、アンテナバリバリのモデルなどがありますので、早くリリースしてほしいところです。

ちなみにこのC9はファームがV3.0となっています。このことから気づくかもしれませんが、すでにファームのブラッシュアップが進んでいるとい事です。つまり、すでに発売から一定期間が経過しており、かつメーカーもしっかりと問題修正などの対応を行っているということになります。
日本での正式発売は最近ですが、世界的には2014年10月ごろです。そうです、すでに2年以上経過しているモデルです。というか、2年以上も前のルーターにいまだ勝てない国内メーカーってどうなの?って気がしますが・・・
そのことからだいたい推測できるかと思いますが、TP-LINKは、本製品以上のルーターをすでにリリースしています。
日本ではまだ正式採用されていない.11ADなどもすでに対応しているような状態です。

個人的にはC9も良い出来ですが、TP-linkのルーターでも紹介したように、色々なローからハイエンドのルーターをリリースしてほしいものです。環境や目的に合わせて使い分けが可能かとおもますので、期待しております。と書けば、導入がはやくなるかな?と思って書いています。現状は、良い悪いはべつとして、そう言った海外のルーターは並行輸入or個人輸入でしか手に入らず、高かったり、リスクがあったりして、製品以外のところで四苦八苦してしまいます。できるだけ早いリリースを望みます。

あと、これは他のメーカーも見習ってほしいのですが、Web管理画面のエミュレーターがTP-Linkのサイトで提供されています。カタログではわからない細かい設定項目などが事前に確認できて、とてもいいです。無線ルーターでは、時々、メーカーによって書き方や表現の仕方に違いがあり、同じ文言でも実装されている機能に違いがある場合があるため、実施の管理画面が操作できるのは、限りなく実際に近い状態で確認ができるので、とてもいいサービスかともいます。

性能的にも内容もデザインも良好です。同価格帯の国内メーカーは正直話にならない!現状は国内メーカーである事と、TP-Link自体がまだまだ国内でメジャーではないので劣ってみえますが、実はTP-LINKは世界メーカーですので、母体自体が全く日本国内メーカー単体では相手にならないレベルです。本格的に日本に参入してきてまだ間もないですが、今後、加速度的に日本への展開が進んだ場合、現状の勢力図は大きく変わるかと思います。当然ですが、今回テスト時に比較したNETやASUなんかも、もう少しメジャー化さえ図れれば、TP-LINKと同様に国内メーカーのシェアを確実に切りくずす事になるかと思います。

以上から、同価格ではTP-LINKとしては型遅れ感がある機種でも、日本国内では太刀打ちできないスペックです。話になりませんので、国内メーカーにうんざりしている方や、海外メーカーを試してみたい方には簡単に使用できる聞きとしてはとてもいい機種かともいます。おすすめです。

本当に長くなり申し訳有りません。最後までおつきたいいただいた方ありがとうござました。





















ここからはAmazonに公開しなかったものです。




































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