DJI PHANTOM 4 PRO+ 03RTHについて気になるのでまとめてみた?

DJI Phantome4Pro +について、気になる動作が1点あります。
それがRTH(Return To Home)です。

【国内正規品】DJI PHANTOM 4 PRO+
DJI
売り上げランキング: 110,385


初回の動作テスト時に発見したのですが、RTH時に
DJI MavicProにはなかった選択肢が現れます。
それがこちら

RTHを押下した後に表示されるものなのですが、これがちょっと曲者です。
次の画像をみてください。



ほぼテイクオフ直後の映像なのですが、気になるのがホームまでの距離です。
530.4Mとなっています。テイクオフしたポイントから、33mしか前進していないのに
ホームポジンションが530.4mも離れている?!?

さてさて?どないなってますの?ってところです。

まずは、RTHには2種類の帰還方法について解説

1つ目は、「Original Home Point」

これはテイクオフ時に記録したGPS情報をもとに帰還するモードです。
留意点としては、テイクオフ時に更新されることです。
遠隔地に着陸させてしまうと、遠隔地側がRTHのポイントとして上書きされるので
意図しないRTHが発生する可能性があります。
通常の空撮であれば、こちらがメインになるかと思います。

2つ目は、「Current Position」

こちらはタブレットのGPS情報をもとに帰還するモードです。
基本的には、送信機と同じ場所で使用しているので、操縦者の元へ帰還することとなります。使用パターンとして、フライトさせながら、操縦者も移動している場合です。
目視でのフライトで長距離撮影を行う場合などに、車で移動しながら操縦というパターンです。この場合、1つ目の「Original Home Point」で帰還すると大変なことになる場合がありますからね。

で、ポイントとなるのが、「Original Home Point」のタブレットのGPS情報をもとにというところです。

何となくわかるかと思いますが・・・

上記の画像の場合、原因はモニター付き送信機に内臓されているGPS情報が正しく取得できていないため、本来のポイントとは違う500m近く離れた場所になっていたからです。



DJI Phantome4Pro + でテストフライトを数回繰り返していますが、
ドローン本体の性能については全く問題なし!送信機のモニターの明るさについても問題なし!ですが!!!モニターに搭載されている、Androidというか、タブレットとしての性能がイマイチです。
すでに、フライト中にアプリが落ちる(アップデート後はとりあえずないので、大丈夫かもしれません)、映像が飛ぶなどが発生しています。
特に映像が飛ぶについては、電波状況というよりは、どちらかというと、タブレット側の映像処理が追いついていないのでは?と思う感じです。あくまで予想の範疇ですけど・・・ただ、同一の場所・距離でMavicでは映像の乱れなし!となるとねぇ〜

ちょいと暇を見つけて、この送信機のモニターについては、色々とテストしてみようと思います。最悪、今回のGPSの件も含めてですが、普通の送信機 +iPadAir2の方がマシといこともあり得るかと思います


さて、RTHについてもう 2つだけ補足です。
信号ロストなどの強制RTH時は「Original Home Point」に帰ってきます。
あと、「Original Home Point」はリアルタイムにガンガン上書きできます。
フライト中に「Original Home Point」として使いたい場所に到達したら、着陸ではなく
MCパラメーター設定で、HomePointSettingsでホームポイントを押下すると、更新されます



ホームポイントからの距離が0mに更新されたら正常に更新完了です!
人のマークがある方が、Current Positionを設定です。こちらは、モニター(送信機)のGPSを再セットすることになります。

以上、RTHで気になったことがあったので、自分なりにまとめてみました。
何か不足等あれば、気軽にメッセージください

ではでは





コメント

このブログの人気の投稿

Handbrake CLI で AMDとNVIDIA のGPUエンコードを使用するも・・・・No.01

AMD Radeon ReLive 音が録音できないトラブル

裏2:Amazon Fire TV Stick その使い道は kodi で どうでぃ!