BeelinkAP34 Mini PC Windows 10 OS /Linux system Intel Apollo Lake Processor N3450 RAM4GB ROM60GB Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac 2.4G+5.8G BT 4.0 USB3.0x3ポートHDMIx1ポート SDカードx1スロット DIY SSD Mini DP 超高HD画質

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価格:¥ 19,950
2017年某日価格

星4つ
sub:ひっそりUpしたApolloLakeは性能もひっそり?



低価格向けCPUとして、昨年の後半にひっそりリリースされたApolloLakeの低価格miniPCがあったので、AtomのZ8300との比較機として購入してみました。
まずはメーカー情報を無視して、実機からの情報とベンチマーク関係を開示したあと項目ごとにレビューです。



00Unboxing(開封の儀)
Youtubeリング:https://youtu.be/xNt7PQkhhhg

・ハード等基本情報

OS:Windows10 Home(64bit)
Version:1607 Build 14393

CPU:Intel N3450 1.1GHz4コア[ブースト:2.2GHz]
GPU: Intel HD Graphics Gen9 200Hz[ブースト:700Hz]
RAM:4GB[実容量:3.85GB、起動時空容量:約2.5GB]
ストレージ:57.55GB[空き容量:42.12GB]

eMMC:Samsung CJNB4R
有線NIC:Realtek PCIe GBE Family Controller
無線NIC:Intel Dual Band Wireless-AC 3165[2.4GHz&5GHz対応]

インターフェイス:USB3.0 3ポート、SDカードスロット、HDMI、3.5mmLineアウト、LAN、Reset
本体重量:339g[本体のみ]
本体サイズ:W12cm,H2.5cm,D12cm

・ベンチマーク

Geekbench4.0.3:Single-Core@1393、Multi-Core@3851、OpneCL@7693


DQスコア:1783[評価:重い]※1


FFスコア:652[評価:動作困難]※2


CrystalDsikMark5.1.2:Read@224GB/s、Write@132GB/s


ATTO Diskbenchmark:Read@300MB/s、Write@148MB/s


USB3.0接続ストレージ@CrystalDsikMark5.1.2:Read@ 167GB/s、Write@169GB/s※3


※1:グラフィック:標準品質、解像度:1280x720、表示方法:ウィンドウ
※2:グラフィック:高品質(ノートPC)、解像度;1280x720、表示方法:ウィンドウ、DirectX:11(9に変更するともう少しスコアが改善されるかと思います)
※3:通常はRead@500MB/s、Write@450MB/s程度

さて、ここからがレビューです。長くなりますが、最後までおつきあいいただければ幸いです。

外観について


金属製筐体ですが、中身が詰まっていないため、カラカラの影響か?ややチープ感が否めない・・どうせならもう少し薄くしても良かったのでは?と思ってしまうが、排熱云々や有線NICなどの物理的に無理な部分があり致し方なしかと思います。
無線の外部アンテナは賛否あるかと思いますが、デザインとしては好みで、おりたためるのは良いかと思います。内臓タイプのものより性能も基本的にいいはずなのでありです。

セットアップについて



マルチ言語対応ですが、ベースが英語となっており、初期のWindowsの設定(青い画面で進行するもの)については英語で行われます。

01初回起動まで
Youtubeリング:https://youtu.be/pTX1Hgu9N5U



この時点で日本語設定が可能ですが、日本語のランゲージパックがないため、設定完了後の起動時はほとんどが英語で表示されます。
日本語ランゲージパックインストール後はほとんどが日本語になりますが、一部が英語のままとなりますが、通常の日本用Windowsも一部英語があるので、さほど気にならないですね.

当然ですが、OSのバージョンが新しめとはいえバージョンアップがあります。ただ、ストレージ自体にそこそこ余裕があるので、問題なくアップデートが可能です。

性能について

少し蛇足ですが、CPUはAtomではなく、Celeronの名を冠するモデルで、ノートPC向けのエントリー(最下位)モデル、でもって一応はAtomのZ8300系の後継に当たると目されているが、ApolloLake自体がひっそりとリリースされていたので、今後どうなるかはやや不明瞭ではあります。ただ、モデルとしてはタブレット向けではなく、あくまでノートPC向けとなっている。ちなみにGPUのIntel HD GraphicもZ8300のものより、一世代新しくなっています。

Z8300のサンプル(MINIX Z83-4より)



で、その性能ですが、ひっそりリリースされただけのことはあるのか?軒並み良い数値です。GeekベンチマークではシングルコアはZ8300では、おおよそ800〜900程度だったのにたいして、1300と桁上がりのスコア、マルチコアやOpenCLなども桁上がりするほどではないものの、確実に良いスコアをマークしています。

これは他のベンチマークでも同様です。2倍とか大きく上回ることはないですが、地味にUpしています。

あと、CPUとは別ですが、ストレージが地味にいいです。初期のSSD程度のスピードマークしており、3.5HDDを上回る性能をマークしています。eMMCの性能は低価格帯のものはどうしてもHDD以下、microSDカードといい勝負をするぐらいの物が多いなか、この低価格帯ではかなり良い数値です。ランダムアクセスも良く、CPUよりもこのストレージの恩恵か、起動やファイルのコピーなど、日常操作では小気味よく動いています。(4GBのメモリもその要因のひとつではるとは思います)

その他

WifiがIntel製というのはなかなかレアです。低価格だとどうしても蟹さん(Realteck製)になって、不安定な場合もありますが、コンスタントに安定しており、とても良好です。外部アンテナの恩恵もあるのかと思います。



有線はさすがに蟹さんですが、こちらはある意味ハズレが少なく、70MB/s〜90MB/s程度で通信が可能でまずまずです。
あとはUSB3.0ですが、さすがにAtomと同様でUSB3.0としての性能をフルに発揮するにはややCPUの性能不足で、外部ストレージにSSDを搭載した場合、約170MB/s前後が限界でした。この時、1コアのCPU使用率が100%にあたっている状態です。致し方なしかと思います。



ただ、AtomのZ8300と違い、8ポート分CPU側でもサポートされていること、外付けのHDDならば問題なく使用できる性能がある点はこのサイズのPCとしては十分かと思います。安価なUSBメモリならば、まったく問題なしかとおもます。

価格として

最後は価格ですが、お得感があるかと思います。Z8300のミニPCで、USB3.0が3ポートというのはまずなく、USB2.0がほとんど、HDMIや有線LANなどの条件に考えると、平均2万前後といったところです。また、それらの多くはWifiが2.4GHz帯しか対応していない場合がほとんどなどにプラスして、CPUがApolloLikeになっていることを踏まえると2万円を切るのはとてもお得かと思います。


総評として

CPUの性能としては順当な性能Upを見せているが、その値としては微妙な所です。ただ、周辺(ストレージ、WiFi、USB3.0など)が充実していることにより、AtomのZ8300よりも格段に使える感じに仕上がっており、価格もほとんど変わらない、むしろお安い部類に入ることを考慮すると星5つの大満足レベルかと思います。



オススメとしては、やはりAtomZ8300のminiPCまたはスティックPCを使用していて、CPUの性能的にはさほど問題ないが、拡張性などにやや不満がある方やデジタルサイネージ、サブPC、WindowsのテストPCとして、モニターの空いているHDMIに接続して、VESAマウントが付属しているので、モニターの裏につけておくなんてのもいいかと思います。

付属品



外箱



簡易説明書



ベンチマークの様子やゲーム動作状況などリクエストがあれば作成します!
ただし、受付期間は2017年3月20日くらいまで(予告なく締め切る場合があります)



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